
道成寺にはかつて、五劫思惟阿弥陀如来像を本尊とする、念仏堂というお堂がありました。
若い頃の阿弥陀様は、全ての人が救われる道を求め、五劫という長い間にわたり瞑想をなさいました。
その後、念仏堂は残念ながら老朽化の為、大正4年に解体され、七十年以上の年月が流れましたが、
この念仏堂の再建に取り組み、大勢の方々の御協力で、平成十七年に二台目年仏堂が無事完成を迎え、
車いす等でもお参りできるバリアフリー設計で、内部に納骨堂も設けられた念仏堂として再建されました。
道成寺伝統の永代常念仏にてお供養致します。
供養は天台宗の伝統に基づく事をご了解下さい。
個人なら全身分、小型のお骨壺なら八個まで入ります。
思い出の写真や動画等をDVDで保管し、お参りや法事等ご希望の際に、念仏堂内スクリーンでご覧頂けます。
納骨に関して寄せられるよくあるご質問です。御問い合わせ際に御参考下さい。
一.納骨後にも費用がかかりますか?
初回の納骨料に、建設費、維持管理費、最初の永代供養一霊様分が含まれ、後々のご負担はありません。 二霊目以降のお納骨をなさる場合には、その永代供養料(十万円)が必要となります。
二.どれだけ納骨棚におさまりますか?
全身骨で一霊分、分骨用の小型壺で約六個入ります。御自由に納めていただいて結構です。
三.誰でも納骨できますか?
同じ棚に納められるのは、お子様など直系の御家族か、ご同居のご親族に限ります。ご兄弟等で分家なさる場合は、別の棚をご契約下さい。
四.納骨した遺骨は将来どうなりますか?
二代目念仏堂の建物寿命(約八十年)が来た時、道成寺の裏山にある歴代住職の墓地に並んで、「平成念仏堂建立施主諸霊之墓」として合葬させていただき、歴代住職と同様のお墓まいりをさせていただきます。 三代目念仏堂、または別の納骨施設が建てられる場合、前記の合葬墓でなく、その納骨棚に移ることも可能ですが、その際には新たに納骨料が必要になるとお考え下さい。
五.法事はできますか?
ご予約により各種の回向が可能です。 永代供養を致しますので、それだけでも結構ですが、ご希望の方には、満中陰(四十九日)、一周忌などの年忌、祥月命日、お盆、お彼岸などの法事を念仏堂でさせていただきます。法礼は一霊三千円、二霊目以降は一霊二千円。所要時間は約二十分です。
六.第二期以降はどうなりますか?
時期、納骨料とも未定です。 お納骨料が第一期より下がることはありません。
七.ペットは納骨できますか?
できません。
八.お葬式はできますか?
御納骨者とその御親族に限り、セレモニーホール等に出向いてお葬式をさせていただきます。 セレモニーホールのご手配 → お通夜・ご葬儀 → 火葬場 → 念仏堂にご納骨という流れになります。
お葬式の費用については、会場をお決めの後にご相談させて戴きます。
九.道成寺の檀家に入れますか?
入れます。入檀料は百万円です。 念仏堂での御納骨は、より少ないご負担で、檀家と同等の御供養をお受けいただけます。
十.戒名はつけてもらえますか?
お授けします。お戒名料は三万円です。 お戒名は、お釈迦様の弟子としての御名前です。ご希望の文字も一緒にご相談させていただきますので、ぜひ生前のうちにお受けになることをお勧めします。
十一.親戚の隣の納骨棚がほしいのですが、横並びで申し込めますか?
横並びでのお申し込みはできません。納骨棚の場所はお申し込み順で決まります。御一緒にお申し込みいただくと、上下の縦並びになります。どうしても横並びが良い方は、しばらくお待ちになって五人後にお申し込みいただきますと、お隣の順番が回ってきます。順番が来ても道成寺からご連絡は出来ませんが、電話でお問い合わせいただけば、その時点での棚の位置をお答えいたします。
その他、ご不明の点がございましたら、お気軽におたずね下さい。